福岡県春日市でのスケルトン工事レポート

今回は春日市にある古いマンションのスケルトン工事についてレポートします。お客様は工事内容など気になる所も沢山あると思うので参考になればと思います。マンションのリフォームをされる場合にスケルトン状態にしてから間取りもすべて変更するという方法があります。

自分の所有だから自由にできるだろうと思ってしまいそうですが、マンションごとの管理規約に基づいて行わなければなりません。多くは、お風呂やキッチン、間仕切りや壁を解体すし、構造躯体のみ残すという事が可能です。

しかし、マンションが一戸建と異なるのは、その外壁の解体ができないという事です。もちろん他の共用部も工事できません。また、壁式工法と言われるつくりの物件(低層マンションに多く、板状の壁や床だけで作られているので柱や梁が室内に出ない構造。)は既存の壁を取り払うことができないため、間取り変更などの工事は困難です。

低層マンションのご依頼

今回の工事がこの低層マンションです。ご依頼を受けて、現地を確認、同時に管理組合に事前申請をしました。心配していたのですが、管理組合の許可はでて、構造上もスケルトン工事で対応できそうです。4階立てですがエレベーターもあり助かりましたが、搬入搬出経路が狭く、細かく解体し運び出しました。共用部やマンション住人の車など傷つけないように注意するとともに、万が一の事故も想定し、安全管理を行っています。

今回は無事に搬出作業も終わり、予定通りスケルトン工事も完了です。最後に、古いマンションをスケルトン工事するメリットですが、古くからある建物の周りには駅や学校、スパーなど生活に便利なところが多く、立地条件に優れているものが多いようです。今後も増えていきそうなご依頼ですが、中古マンションは耐震構造に問題がある場合も考えられ、工事に着手して補強が必要と発覚することもあります。そうなると追加工事や料金がかかるので事前にしっかり相談し確認することをおすすめします。

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