福岡県糟屋郡でのスケルトン工事レポート

先日糟屋郡のとある戸建てのスケルトン工事に伺ったときの事例をご紹介します。まず、この件は平屋の一戸建て、今では珍しいタイプです。今回はスケルトン工事を行い、間取りをすべて変更し、リフォームされたいというお客様の意向でした。最近増えてきたスケルトンリフォームと言いうのは、建物を解体して骨組み・構造だけにした後に行うリフォームです。間取りを大幅に変えたり、水回りをまったく違うところに移動したりできます。

実は今回のご依頼が、介護が必要になったご家族の為に車いす生活がしやすいようにと前面リフォームされるとのことでした。平屋の良さを十分に活かせるバリアフリーの住宅へと生まれ変わる予定です。戸建ての場合は特に、建て替える場合に、現在の建築基準法により建築面積が狭くなったり、建築自体ができない場合も考えらます。そこで、スケルトンリフォームという方法で、間取りを全面的に変更し、費用も抑えつつ、使い勝手のいい住宅に生まれ変わらせるというものです。

内部構造を理解する

早速スケルトン工事に取り掛かりました。建物は、柱や梁、鉄骨、コンクリートなどの骨組・構造と、水回り設備、給排水管、ガス管、電気設備、断熱材など内部を構成しているものとで出来ています。そこで、まずは内装部分をすべて解体撤去します。

事前に必要な生活家具や電化製品は運び出してもらいましたので、内部解体は比較的スムーズでした。平屋なので、運び出しも問題なく、家の庭の駐車スペースで積み込みも道路をふさぐことなく完了しました。天井をとると立派な梁が見えます。柱も骨太で、十分綺麗です。現場によってはシロアリの被害が、スケルトンになって初めてわかる欠陥もあります。今回は柱など骨格だけになった状態でお客様が一度見学に来られました。建物の状態を説明すると嬉しそうでしたので良かったです。工事も運搬も無事終了しました。

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