福岡県久留米市でのスケルトン工事レポート

久留米市にあるマンションの一室にスケルトン工事にやってきました。最近はやりのスケルトンリノベーション、いったんスケルトン状態に戻して、間取りや配置を好みや使い勝手に合わせて創り変える方が増えつつあります。

そもそもスケルトン工事とは、建物の構造体以外の内装を全て解体すること、コンクリートのマンションやビルなどはコンクリート打ちっ放しの状態に戻すことを指します。同様の状態を「スケルトン仕上げ」や「スケルトン戻し」と呼ばれることもあります。もちろん壁、天井、床、配管、配線、排気設備などすべて取り払った状態です。

2LDKを1LDKへ

今回は2LDKの間取りを壁などすべて取り払い広い1LDKにされる予定です。6階の端の部屋で、すでに家具などは運び出されており、壁紙や天井、床などを剥がす作業からです。各部屋を一斉に作業に入り、効率よく搬出を行います。どうしてもエレベーターを使う必要があるので、周囲の住民の方にできるだけ迷惑のかからない時間帯に集中して運び出しました。

住民の皆さんの協力もありなんとか予定通り工事は終わりました。見事にコンクリート打ちっぱなしの状態にスケルトン工事完了です。ちなみに、一般の住宅であれば、躯梁や柱、外壁、屋根など(建物の構造を支える骨組部分)のみ残す状態になります。現場をみると家屋の骸骨のようですが、すべて解体して建替をするより工期も短く費用も抑えられます。加えて耐震や耐久性をあげる工事も行うことができます。

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