福岡県那珂川市での実績レポート

先日伺った那珂川市のスケルトン工事についてレポートします。マンションの1階にあるテナントで、会社の事務所として使われていた物件です。最近の日本でも飲食店などの建物を賃貸する時に、オーナーに引き渡される方法として「スケルトン貸し」がずいぶん普及してきたように感じます。

どんな店舗やテナントに使うのかによって内装や設備はずいぶん変わりますので、その用途に合わせて内容を容易にするため、という目的があります。今回の物件は会社の事務所として使われていた為、受付のカウンターや会議室、リフレッシュコーナーなど椅子や机、棚なども沢山残っていました。それらの残置物をまず撤去して壁や床を剥いでいきます。ちなみに賃貸のオフィスでは、標準の内装から自社の使いやすい間取りに内装のやり直しや工事が結構行われるそうです。

そうなると、まったく使われないまま廃棄される資材もでてきて、結局時間もコストもかかってしまいます。次に入るテナントの自由な用途、個性的な内装を考えるとスケルトン工事のコンクリート打ちっぱなしの状態で引き渡すのは意義あることだと思います。さて、工事も終盤になり、マンションの裏にある駐車場へ車両を移動させ、一気に 廃材を積み込みました。がらんとした灰色の空間が広がる中を清掃してすべての作業完了です。

最終用途のニーズに対応しやすく、また将来の用途変更をも容易にするということでスケルトン貸し方式が注目されています。

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