福岡市南区での実績レポート

今回のスケルトン解体は南区のビルの3階にある飲食店です。

駅の近くにあるビル街の店舗ですが、今回は3階です。実際工事に入る前に現場の図面を確認下のですが、店舗の床と躯体の間にシンダーコンクリートがありました。飲食店など水を多く使う店舗では、下の階の店舗や部屋に水が漏れないように、床に防水処理をします。

2階以上に設けられる飲食店舗の厨房などで、床を水洗いしたりする際、どうしても水漏れの恐れがあるからです。防水処理をしたあと、保護モルタルを施し厨房機器からの排水の配管を設置しますが、このまままでは排水配管が床の上に露出しており、実際の厨房作業ができませんので、配管の上からコンクリートで覆い平らな床を作ってい行きます。これをシリンダーコンクリートというのですが、次に入るテナントが飲食店とは限りません。そこで、依頼主としっかり打ち合わせをし、シリンダーコンクリートまで含めすべて撤去することになりました。

実作業は運び出しから

さて、実際の作業開始ですが、まずは飲食店内の什器や家具、テーブル、椅子や冷蔵庫などの残されていた物をすべて運び出します。それが終わると壁紙を剥がしたり、内装をあらかた解体します。

コンクリート打ちっぱなしのスケルトン状態までの解体工事はスムーズに終了しました。問題はコンクリートをはがす工事です。当然騒音や粉塵が発生しますので、ビル内の他のテナントや住人の方々に事前のあいさつをしてご理解を頂きておりますが、それでも、工事の時間帯には細心の注意を払っております。

また、どうしても建物の構造部分に傷ついてしまう恐れがあり、その場合の補修まできちんと当社で行いますのでご安心ください。今回は少し時間はかかりましたが躯体を破損することもなく無事に工事完了しました。 依頼の物件だけでなく、次のテナントの事まで考えた提案をこれからもしていきたいと思います。

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