内部解体の作業後に必要なこと
スケルトンの解体後について解説します!
解体のプロが教えます。
解体工事が終了し、かつて使用していた場所はがらんどうの状態になりました。 ここからがラストスパートです!
産業廃棄物の処理
解体工事で発生した廃棄物を搬出し、適切に処分します。
産業廃棄物を不法投棄したり、敷地内に隠したりするような悪徳な業者も未だに存在しますので、マニュフェストと呼ばれる産業廃棄物管理票を業者側に提出してもらい、確認しておきましょう。 マニュフェストとはそれぞれの業者の産業廃棄物の処理の流れを記したもので、廃棄物の種類・数量・運搬業者名・処分業者名などが記載されています。
清掃作業
大きな廃棄物を処分した後は、細かなゴミや塵も綺麗にするため清掃作業を行います。 テナントとして借りていた場所を明け渡す際、重要なのは次の利用者を見つけやすくすることです。次の利用者が気持ちよく借りることができるよう、綺麗な状態に戻さなければなりません。
解体工事だけで終わりではなく、清掃作業まで行ってくれる業者を選択しましょう。
必要に応じてリフォームを行う
次の利用者が決定している場合や、逆に買い手がつきやすくなるよう状態を変える場合など、必要に応じてリフォーム作業を行うこともあります。 しかしこちらは解体業者ではなく新たにリフォーム業者に依頼することになりますので、契約のもと貸主側と話し合いをする必要があります。
テナントである借主がリフォーム作業まで請け負うことは稀ですが、こちらもケースバイケースでの対応が求められます。