福岡県福津市でのスケルトン工事レポート
先日福津市にある一戸建てのスケルトン工事が終了しましたので、その様子をレポートします。道を挟んでその先は海が広がる場所です。交通量もさほど多くなく、積み込みや運搬も問題なく終わりました。まず、家屋は築35年軽量鉄骨造2階建て建物です。
息子さん夫婦が実家に戻り同居という事で、リフォームを考えられているそうですが、調べてみると、間取りが使いずらい、風も通らない、害虫も結構出るという事で、スケルトンリフォームをされることになりました。その為のスケルトン工事ですが、工期もタイトで迅速な作業が必要でした。その為大型の基材も入れて、一気に解体を行います。ご近所の住宅も適度にはなれていて騒音や振動の問題もあまり影響なかったので良かったです。
和室が中心の間取りの壁を壊し、押し入れを解体していくと、大きな空間が見えてきます。そして天井を剥ぎ、一軒家には珍しい鉄骨躯体が見えてきました。鉄骨の奥には屋根のデッキプレートが見えます。天井裏にあったケーブルをみると鼠がかじった後でしょうか、ところどころ穴が開いています。
畳や床を剥ぐと、だいぶすっきりしてきます。もちろん同時進行で廃材を運び出しますが、スムーズに作業が進みました。床下の既存のブロック基礎は出来るだけ残しました。逆にすべて撤去したのが給排水管です。水回りはすべて新しくします。清掃まで終わって、予定通り全部の作業が終了しました。