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内装解体の流れ

内装解体は解体前の事前調査からクレーム予防、工事の安全性の確保などがかかせません。ここでは内装解体の流れについてご説明いたします。

1.現地調査

見積もり段階で現地調査を行います。何を残して何を撤去するのかを依頼者様と綿密に打ち合わせしながら調査を進めていきます。この際に周辺の環境や状況を確認しながら搬出経路や養生箇所などの確認をおこないます。トラブル防止で同じ建物で営業中の店舗の営業時間などを考慮して工程表を作ります。ここで初めて解体工事にかかる料金のお見積もりが決まり、契約となった場合はスケジュールの調整をおこないます。

2.近隣の店舗や住民への挨拶

近隣の店舗や近隣の住民へ工期や工事内容をお伝えします。「工事中は騒音や振動があり、ご迷惑をおかけする事になる」ときちんと説明し理解を求めておくことで解体工事をおこなう際のトラブル防止に繋がりますので挨拶は重要です。簡単な菓子折りを持参してご迷惑をおかけすることになるご近所へ挨拶まわりをするのがマナーです。

3.残置物の撤去

解体工事に入る前に残置物の撤去作業をおこないます。家財品（一般廃棄物）と解体ごみ（産業廃棄物）では搬入施設が異なるため同時に処分できません。きちんと仕分けて搬出する必要がございます。

4.ライフラインの停止

基本的にガスや電気などは事前に止めておいても問題ありません。水道に関しては作業で必要になる場合がありますので事前打ち合わせの際に水道が必要になる場合は予めお伝えします。

5.足場や養生

高さに合わせてローリング足場の設置や他のテナントやオフィスへ粉塵などが飛散しないように養生作業が必要となります。解体によって生じた産業廃棄物を通路やエレベーター、階段などを使い搬出しますので傷をつけないようにしっかりと養生作業をおこないます。

6.内装の撤去

キッチンや洗面台、トイレなどの設備の撤去や、間仕切り、壁紙、床材、カウンターなどの造作物まで内装解体もさまざまです。また工事中には通常の解体と同じくほこりや粉塵が発生しますので近隣のご迷惑にならないように細心の注意を払い作業を進めます。

7.解体ごみの撤去

解体した産業廃棄物を分別し、搬出作業にとりかかります。この際は通行人や近隣のテナントの方を優先しながら一つ一つ丁寧に搬出します。また、細かく分別することで処理費を抑えることができ、浮いた費用をお客様へ還元することができます。

8.室内の清掃

最後に解体工事で発生したほこりや粉塵、釘やビスなどを拾い綺麗に掃除します。掃除をするだけで工事完了の見栄えがかわり、不動産の管理者である関係者の印象がよくみられることがあります。最後まで気を抜かずに丁寧な作業を心がけます。

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